アナログ式の防犯カメラとデジタル式の防犯カメラとは?
どんなカメラでも、2種類に分類できます。アナログカメラとデジタルカメラです。それらの違いは何でしょうか?
レンズの違いでしょうか?いいえ、レンズはどちらもほぼ同じです。
では、オートフォーカスや自動露出制御方法の違いでしょうか?いいえ、どちらも、ほぼ同じ方式です。
実は、アナログカメラとディジタルカメラは、画像記録情報の種類が違うのです。アナログ情報(アナログデータ)を出力・保存するのがアナログカメラ、それに対して、デジタル情報(デジタルデータ)を出力・保存するのがデジタルカメラです。
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従来の静止画像撮影のカメラ(スチールカメラ)は、撮影した画像をプラスチックのフィルムに感光させて化学的に保存しました。
それにたいして、デジタルのスチールカメラは、画像データをオン・オフの2進数のデジタルデータに変換し、それをSDメモリーカードやメモリースティックなどの電子メモリーメディアに電子的に保存します。
最近のスチールカメラは、ほとんどがデジタル式ですね。アナログカメラとして今でも販売されているのは、レンズ付きフィルム(使い捨てカメラ)くらいです。
次に、ビデオカメラですが、これも同様にアナログカメラとデジタルカメラに分類できます。
初期のアナログ式のビデオカメラは、撮影した画像を8ミリフィルムなどに化学的に記録しましたが、その後の技術革新で、VHSテープやミニVHSテープに磁気的に記録するようになりました。
これにたいして、デジタル式のビデオカメラは、動画データを2進数のデジタルデータに変換し、DVテープ、ハードディスク、DVD-R、電子メモリーメディアなどに磁気的または電子的に保存します。
ビデオカメラも、今ではすっかりデジタルの時代になりました。
ところで防犯カメラですが、これももちろん、アナログ防犯カメラとディジタル防犯カメラに分類できます。
アナログ式防犯カメラは、CCTVカメラ(閉回路テレビカメラ)とも呼ばれます。テレビ用の同軸ケーブルを経由してテレビモニタに接続して、撮影した映像を見ることができるため、そのように呼ばれます。アナログカメラで撮影した映像は、VHSビデオテープやハードディスクに記録することができます。
それに対して、ディジタル防犯カメラは、ウェブカメラまたはIP(インターネットプロトコル)カメラまたはネットワークカメラとも呼ばれます。撮影した映像は2進数のデジタルデータに変換され、磁気的または電子的に保存されます。
しかし、スチールカメラやビデオカメラと違い、2008年現在で、大半の防犯カメラはまだアナログ式です。
それは、デジタル防犯カメラの画質がいままでアナログ防犯カメラに比べてかなり低かったことと、また、価格が5倍近くまで高かったことが原因です。
しかしデジタル防犯カメラにはアナログ防犯カメラにはない優れた特徴があります。そのため、いずれは、アナログ式防犯カメラはディジタル式カメラに置き換わるだろうといわれています。
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