防犯カメラのデジタルタイムコード埋込機能とは?

デジタルタイムコードとは、デジタル形式の時間情報で、防犯カメラが実際に撮影したときの時間を示すデータです。

デジタルタイムコード埋込機能とは、防犯ウェブカメラ(防犯IPカメラ)で撮影した生のビデオ情報をMPEG形式などに変換するときに、時間情報を画像情報内に埋め込んで記録する機能です。一部のデジタル式防犯カメラには、この機能が備わっています。

では、何のためにデジタルタイムコードを埋め込むのでしょうか?


第一の理由は、情報の頭だしのためです。

防犯カメラにデジタルタイムコード埋め込み機能が備わっていると、再生時に、特定の時間に撮影された映像を、簡単に頭出しができます。つまり、膨大な記録情報の中から、必要な情報を簡単に拾い出すことが可能です。

第二の理由は、情報の改ざん防止のためです。

もし、ビデオ画像が記録後に編集(改ざん)されたら、犯罪の証拠としての意味がなくなってしまいますね。

通常の録画映像は、記録後に編集しようと思えば編集可能です。たとえば、不審者と防犯管理者が仲間になっていれば、不審者が写っているビデオの部分を、管理者が後から完全に消去してしまうこともできます。もし、映像が巧妙に編集されてつなぎ目がわからなくなってしまうと、不審者はその場にいなかったことになってしまいます。

しかし、防犯カメラから出力される録画映像にデジタルタイムコードがすでに埋め込まれている場合、ビデオデータの改ざんはできません。もし、ビデオ映像を後から改ざんしようとすると、正しい録画情報は自動的に消去されて、なくなってしまいます。そうなると、二度と復活させることはできません。

その結果、防犯カメラにデジタルタイムコード埋込機能が付いていると、情報の改ざん抑止につながり、ビデオデータの信頼性が高くなるのです。

ほとんどの防犯カメラはデジタルタイムコード埋込機能を持ちませんが、その代わり、カメラから出力されたデータをレコーダーに保存する際に、ソフトウェアでデジタルタイムコードを追加することができる装置もあります。

しかし、そのような場合は、防犯カメラがビデオ情報を出力してからレコーダーに保存されるまでの間に、何らかの改ざんを受け、その改ざん後のビデオ映像にデジタルタイムコードが埋め込まれる可能があります。つまり、ソフトウェアによるデジタルタイムコード埋め込みでは、録画時間の情報が不正確になるだけでなく、ビデオデータ自体の信頼性も低くなると考えられます。



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