ワイヤレスドアホン(ワイヤレスインターホン)とは?
ワイヤレスドアホンとは、ケーブル配線なしで、無線で通話できるドアホンです。玄関先の玄関子機(ドアホン子機)と室内の親機の間で、無線でチャイムや音声の電波が送受信されます。ワイヤレスインターホンとも呼ばれます。
ただし、「ワイヤレス●●●」という商品名が付いていても、実は親機と室内の副親機の間の通信だけがワイヤレスであって、肝心の玄関子機と親機の間の通信にはケーブル接続が必要であるような、まぎらわしい製品もあります。実は、通常のケーブル式のドアホンであっても、親機と副親機の間の通信は通常ワイヤレスなのです。ですから、「ワイヤレス●●●」という名前が付いていても、完全にワイヤレスかどうか、製品の説明を見て確認しましょう。
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通常のワイヤレスドアホンは、玄関子機←→親機←→副親機の間のすべての通信がワイヤレスです。普通は、玄関子機と親機は一定の場所に固定しますが、副親機はポータブルで、自由に場所を移動できます。
ワイヤレスドアホンには、音声通話だけできる従来型のドアホンのほか、カメラ付きの高級なテレビドアホンもあります。オプションで、カメラ子機を複数台付けたり、親機の他にモニター子機を増設できる製品もあります。
安価な製品としては、音声通話なしにチャイムを鳴らすだけのワイヤレスチャイム(コードレスチャイム)などもあります。ただし、ワイヤレスチャイムはほとんどが同一の建物内で呼び出しを行うためのものであり、子機を玄関に取り付けるタイプのものはあまりありません。
ワイヤレスドアホンは、通常のケーブル式ドアホンを設置できない場合によく利用されます。しかし、ケーブルを設置できる場合は、ケーブル式のほうが高性能で安価なので、ケーブル式の製品を選びましょう。
通常のケーブル式ドアホンは、設置する際に、屋外から屋内へケーブルを敷設し、目立たないように壁などに埋め込みます。建物の完成後にケーブルを壁に埋め込むのは難しいので、建築中に埋め込むのが普通です。
しかし、建物が完成後に、ケーブルが何らかの原因で切断されて使用不能になることがあります。あるいは、もともとドアホン用ケーブルが敷設されていない中古住宅に新たにドアホンを設置したい場合もあります。また、ドアホンを借家やアパートなどに設置したいが建物に大きな傷をつけたくない場合などもあるでしょう。このような時、ワイヤレスドアホンは便利です。
ワイヤレスドアホンは、玄関から屋内へケーブルを敷設する必要がないため、取り付け工事がとても簡単です。さらに、もし玄関子機が超軽量である場合は、ボルトの代わりに粘着テープなどで取り付けられるので、建物に目立つ傷がつきません。
ただし、玄関子機を粘着テープで固定したい場合は、雨がかかる場所に固定すると、すぐはがれ落ちてしまいます。設置場所に雨や水がかかる可能性がある場合は、玄関子機はネジなどでしっかりと固定する必要があります。
ドアスコープを取り外して、代わりに取り付けることができるワイヤレスドアホンもあります。マンションのドアなどにも簡単に設置できます。
ワイヤレスドアホンは、もし壊れても、交換が簡単にできます。また、引越しなどでドアホンを取り外したい時に、撤去するのが簡単です。
ワイヤレスドアホンの玄関子機は、ケーブルがないため、電池で動きます。親機は電源ケーブルを使用するタイプと電池で動くタイプの2種類があります。電池で動く装置は、電池が消耗していないかどうか、定期的に、動作を確認する必要があります。
ワイヤレスドアホンは、購入する前に、利用できるかどうかをあらかじめ確認する必要があります。というのは、玄関子機と室内の親機の間で電波を送受信しますので、その間に厚いコンクリートの壁などの障害物があると、電波を正常に送受信できない場合があるからです。もっとも、普通の木造家屋では送受信は問題なくできます。
玄関子機や親機からの電波は、屋外にも発信されるので、誰かに盗聴される恐れもあります。ただし、電波を暗号化して発信する製品であれば、盗聴される可能性は格段に低くなります。
ワイヤレスのテレビドアホンは、ケーブル式のテレビドアホンなどと比べると、信号の送信速度が遅くなるので、モニターの画面サイズは小さくなり、また、動きがぎこちなくなります。
ワイヤレスのテレビドアホンの中には、従来の音声のみのドアホンと併用して使用するタイプもあります。その場合は、音声会話機能はなく、ビデオ機能のみが利用できます。

